marvinroのブログ

変な映画と音楽とファッションの話。

映画「イントゥ・ザ・ワイルド」 僕の人生で本当に大切なもの。

映画「INTO THE WILD」~荒野へ~ 

 

「世界が一冊の本だとしたら、旅をしない人。興味を持たない人はその本の1ページしか読む事ができない。」 

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あらすじ : 1992年、夏。アメリカの最北部アラスカ州の荒野。捨てられたバスの中で一人の若者の遺体が発見された。 彼の名前はクリス。年齢は24歳。日記やカメラ、何冊もの小説が彼のそばで発見された。

 

クリスは東海岸の裕福な家庭で育ち、大学を優秀な成績で卒業。その直後、2万4千ドルの貯金を全額慈善団体に寄付し、1990年のある日、彼は突然旅に出ます。名前を変えて、二年間の放浪の末に彼の遺体が発見されるまで、両親や妹には彼がどこにいるのかも全く知らされなかった。

 

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 ここからは個人的な見解ですが、彼は死ぬ為に旅に出たのではなく、究極に一人になる事で、「本当に自分に必要な事、生物としてのもっとも幸せなこと」はなんなのかを全てを犠牲にしてでも見つけたかったのではないかと思います。 

 

彼は一人ぼっちになる為に多くの街や自然の中を渡り歩き、様々な価値観を持った人達、無視するにはあまりにも美しい景色と出合いながら最も困難で最も面倒な本来の自分を見つめのしていくのです。 

 

映画を見ていく中で、観る人はクリスと一緒に旅をしてる感覚になります。

自由気ままな旅は気分を高揚させる。「過去。抑圧・法律・面倒な義務からの絶対的な自由」

これは現代の日本、乱立するビルに四方八方を囲まれた無機質な街をあまりにも多くの人が希望も持たず歩き、嘘と建前の上で自意識すらも誤魔化しながら生きている状況では体験でしない事でしょう。 

インターネットやSNSですぐに写真や映像を見ることが出来るからこそ、ストーリーが大事なのだと感じました。

 

人の幸福とは、誰かと分かち合った時に現実となります。

その誰かに気づくために、自分らしさというモノを見つけるために、旅をしてみたいです。 

 

 

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