marvinroのブログ

変な映画と音楽とファッションの話。

パンクスの相棒「Dr.Martens」

自分にとっての相棒、 そんな靴ってありませんか? コンバース、バンズ、ナイキ、それぞれありますよね。 特にイギリス、パンクロックの影響を色濃く受けているヘッズ達はおそらく「マーチン」でしょう。 皆さんご存知のマーチン、何故こんなにも人気なのか、世代を問わずうけいれららているのか、様々な背景と共に紹介します!

現在ではすごくポピュラー、どこの靴屋にいっても目にするマーチンですが、その始まりは1950年代のドイツまで遡ります。

元々は医療用に作られた靴だと言うのは有名な話。そのマーチンがどう言うわけかイギリスのパンクスに届きます。 彼らは派手なファッションに身を包み、反社会を掲げ、当時ワークブーツとして販売されていたマーチンを履くようになります。つまり、反ファッションも彼らのスタイルだったので、作業用のマーチンに目をつけたのでしょう。

この60年代のから起こったスキンズカルチャーの影響がイギリスの若者達を大きく動かします。後のパンクス達も彼らの意思を受け継いだかのようにマーチンを履きます。ジョージコックスと並び、マーチンはパンクスにとってアイコニックなシューズへと変貌を遂げました。しかし、マーチン側は何もしてないんですが。笑 そんなマーチンをこよなく愛していたのが

Sexpistols

The clash

G.B.Hなど、その他現在のバンドにも受け継がれています。

そして、70年代からのパンクに影響された若者達が、様々なファッションシーンに影響を与え、ブランドとのコラボレーションを発表。

特に有名な所では

RAF SIMONS

SUPREME

Comme des garcons

Vestments など、ハイブランド、モードブランド、スケートブランドに至るまで多くのデザイナーの心を掴んでいます。そして彼らデザイナーに共通することは、皆パンクロックを通っていること。世界的ハイブランドに上り詰めても尚、根本にあるマインドが彼らを支えている証です。

50年以上も続く老舗ブランドにして、今も色あせないのは、UKの反骨精神をまとっているから。 そして反骨精神が、新たな価値観を定義するモードの姿勢と通じるところがあるからかもしれない。あなたの自分の精神に1番合う、「相棒」となる一足はもう見つかりましたか?是非これを機に探してみてください。