心に残る映画の名言。忘れられない言葉
心に残って離れない言葉。
私は、幼い頃から体が弱く、入退院を繰り返すほどストレスに過度に敏感でした。好きな事には徹底してのめり込むものの、強制される事が苦手。 ダメな奴だと言われた事もありましたが、映画に人生を救われました。 「こんな自分でもいいんだ」って初めて思えたんです。もっと沢山の人に、この気持ちを伝えたい。 少しでも勇気や元気を与えられたらと思い、心に残る映画の名言を10作品紹介します!
1、"自分のする事を愛せ。" ニューシネマパラダイス
老いた映画技師のアルフレードが、青年のトトに村を出て夢を追う様に諭す台詞。 「自分でこの道を進むと決めたけれど、本当にこれで良かったのかな。」 そんな思いがよぎるとき、きっとこの言葉が助けてくれます。
2、"Tomorrow is another day" 風と共に去りぬ
「明日があるさ」の意味でアメリカではよく耳にするラストシーンのフレーズ。 「今日どんな事が起きようとも、夜が明ければ必ず朝が来る。」 昨日を悔やんでも、そんな過去はもう現在には存在しないんですね。
3、"なりたい自分になる資格がないなんて、君に思わせる権利は誰にもないよ" 恋のから騒ぎ
夢や希望を語るとき、経験もないのに否定してくる人は世の中に一定数います。 精神的に不安定な人にとっては、その根拠のない否定によって可能性が潰されてしまう。 でも、経験がないことに対して人は不安を抱くもの。皮肉とは言いたい事と反対の意味の言葉です。自身を持って自分の信じる道を選ぼうと決めました。
4、"前を向いて進むには、過去の全てを許し認めなければいけない。" ドントウォーリー
過度な飲酒によって下半身不全になってしまった主人公が、過去の自分の過ちと対峙した時に、言われた一言。 過去を変えられる人はいないが、全ての人は過去に意味を持たせられる。 自責の念に駆られていては、いつまでたっても前進はできません。 自分を許してあげてもいいんです。
5、"一本の枝はすぐ折れる。でもその折れた枝を束ねると、今度は簡単には折れない。それが家族だよ" ストレートストーリー
ひとり旅に出たお爺さんが、家出中の少女に語った一言。 今、多くの日本人が忘れている事かもしれない。 人は一人じゃ生きれない。愛する人を愛する心が貴方を強くする。 両親に電話して「ありがとう」と伝えたくなる素敵な作品です。
6、"ショーウィンドウに並ぶ物、物、物。 要らないものであふれていた。" 死ぬまでにしたい10の事
癌の宣告を受けた女性が自分の余生を考えながら街を歩いていた時に、スーパーを見て言ったセリフ。 世の中には余りにも要らない物が多すぎる。 スーパーの品物の数の方が人の数より何倍も多く、過剰すぎる不必要な商品達。 生きるか死ぬかという問題に立ち向かった時、彼女に必要だったのは「物」ではなく、 「家族と向き合う時間」、「好きな人に好きだと言う時間」でした。
7、「ちゃんとせんでもいい。側におってくれたらいい。」 ぐるりのこと
病気と闘う中でしっかりと何でもやりこなす奥さんが、家事などが少しずつ出来なくなってしまった時、夫役のリリーフランキーが抱きしめながら囁いた。 愛する人には、何も見返りなんて求めない。 側にいてくれればいい。一緒にいてくれてありがとう。 「完璧な人なんていない。あなたはあなたのままでいい。」 愛情の本質に気づく、優しい作品。
8、"後ろ向きに歩いたら、時間は戻るだろうか" ボーイミーツガール
何となく日々を過ごしていた少女が、川沿いを歩きながら過去を思い出していたシーン。 メッセージというよりも、詩的な表現が印象的でした。 日常を比喩表現と賭けわせて表現する遊び心はフランス映画の卓越したポイントです。 毎日見てる景色も、表現を変えれば素敵な世界に見えるかもしれませんね。
9、"都会を好きになった瞬間、君は死んだ様なものだよ。" 夜空はいつでも最高密度の青色だ
現代の日本の若者の姿をリアルな映像で訴えた作品。 仕事を求め、仕事と支払いに邁進する若者。 しかし、一体仕事のために生きているのだろうか。支払いのために生きているのだろうか。 都会の雑踏の中で見失いがちな、人の暖かさや生きる目的を考えさせられます。 就活生や大学生にも見て欲しい作品です。
10、"お前らは狂ってなんかない" カッコーの巣の上で
精神科に入院したマクマーフィは、患者が全員自分の意思で入院していることに気づく。 人間、誰しも欠点はあるもの。それを恥じたり卑屈になって生きる必要はないという、マクマーフィーのピュアな精神がうかがえる名言です。 社会の不条理を問いかける悲愴なラストシーンは、同時に人間の尊厳と自由の勝利を意味する強烈なメッセージが込められています。
いかがだったでしょうか。 一つ上手くいかなくてもきっと大丈夫。前向きに楽しく人生を謳歌できるようなコンテンツをこれからも発信して行ければと思います。 そして、こんな体験を皆さんとシェアしていければ幸せです。忘れられない言葉、是非教えてくださいね。