汚いコンバースの美学、あなたはどっち派でしょう。
皆さんはコンバースと聞くとどんな姿をイメージしますか?
こんな感じでしょうか。
はたまた、
こちらでしょうか。
私がイメージしたのは
コレ↑です。笑笑
これは持論なのか、世論なのかは定かではありませんが、「コンバースは汚れていた方がカッコいい」と聞いたことがある人も多いのではないのでしょうか。
友人に尋ねてみたところ、
「 汚いコンバースはモラルに対するアンチテーゼだ!」
「綺麗なコンバースって売ってるの?」
などなど、様々な意見をいただきました。
ルーツはそれぞれあるにしろ、どうやら90年代以降のカルチャーに興味を持った人には汚いコンバースの美学が存在しているのではないかという疑問を持ち始めました。
因みに、両親に質問してみたところ、また違う答えが返ってきました。
「靴は綺麗な方がいいのよ。」
ごもっとも。
ぐうの音も出ませんでした。
父曰く、
「コンバースは昔は全部USA製だったから高価で今で言うナイキやアディダスのような感じ。
アメリカのティーンに憧れたからみんなコンバースをちょっと頑張って買って綺麗にカッコよく履くんだよ。」
確かに、現在でこそ世界中の工場でコンバースは作られていますが、70、80年代は特にバスケットボールシューズとしての位置付けが強かったせいか、今より高価だったようです。
そこから時代が進み、大量生産が可能になると、大幅に値段が下がります。
その結果、多くの若者、お金のないアーティストなどが雑に着用し一気にストリートのアイコンとして飛躍します。
その代表格がご存知 カート・コバーン
きったね〜。笑
こうやって90年代以降の若者には汚いコンバースの美学というのが根付いて行ったのかもしれませんね。
近年だと「SWIM DEEP」のザカリーなどが印象的なので↓ から是非
やはりファッションのムーブメントには技術の進歩や音楽などのカルチャー的な要素が付き物です。
常に流行を追ってファッションを楽しむのもいいですが、
こういうカルチャー的な背景を見て、脳ミソをオシャレにするのも面白いかもしれません。
その他、コンバースが目立つPV載せておきますね!