人生を変える3つの名言 「チーズは何処へ消えた?」
1998年に発売され、全世界で2400万部を売り上げた「チーズは何処へ消えた?」
アメリカの心理学者スペンサー・ジョンソンが手掛けた童話。
なんとこの作品。
Google やAppleなど、名だたる企業の社員教育に採用されています。
たった90ページ弱の童話が何故ここまで世界的に影響を及ぼしたのか、
内容を踏まえた上で3つの名言と共に紹介していきます。
[あらすじ]
迷路のなかに住む、2匹のネズミと2人の小人。
彼らは迷路をさまよった末、チーズを発見する。
チーズは、ただの食べ物ではなく、人生において私たちが追い求めるもののシンボルである。
ところがある日、そのチーズが消えた!
ネズミたちは、本能のままにすぐさま新しいチーズを探しに飛び出していく。
ところが小人たちは、チーズが戻って来るかも知れないと期待をかけ、現状分析にうつつを抜かすばかり。
しかし、やがて一人が新しいチーズを探しに旅立つ決心をする。
果てしない迷路に恐怖と不安を抱きながらもチーズも求め道を進む小人。
度重なる障壁を乗り越え、チーズに辿り着いた彼が気づいた事とは…。
ストーリーは簡単にまとめると、小人がチーズを探しに旅に出る。
単純で短い物語です。
しかしこの物語には人生感に大きく影響する名言、考え方が見え隠れしています。
その中でも特に心に残っている3つを紹介します。
① 「変化=何かを失う事ではなく、
何かを得る事。」
これはチーズを求め旅にでた小人が、恐怖に支配されていた時に自分を客観視して分かったこと。
「何かを失うのではないか」という不安に支配されているから。
しかし、一歩踏み出すとそんな不安は存在しない事に気がつきます。
小人のセリフ
「ねえ、ヘム、物事は変わることがあるし、決して同じことにはならない。あのころと一緒だよ、ヘム。それが人生だ!人生は進んでいく。僕らも進まなくてはならない」
後ろに歩いても時間は戻らない。
だから前に進もう。
不安を感じているという事は、正しい道を選択している証拠です。
② 「過去の失敗は現在には関係がない」
一度チーズを見つけた小人は喜びますが、残念ながらネズミに食べられた後でした。
小人は「もっと早く行動していれば」などと前の自分を悔やみ悩みますが、
それよりも今すぐにでも動くべきだと気がつきます。
ご存知の方も多いかと思います。
伝説のレゲエアーティストBob Marleyも次の様な言葉を残しています。
「後ろ向きなやり方では、とても生きては行けないよ。分かるかい。前向きに進むんだ。毎日が新しい日なんだから。」
毎日が新しい日、毎秒が新しい時間、前を向くことが人生を歩んでいくこと。
③「新しいチーズをみつけることができ、
それを楽しむことができるとわかれば人は進路を変える」
新しいチーズを見つけた小人が達成感を感じていることに気がつき、考え方が変わると、行動も変わる事を理解します。
そしてその過程を楽しむ事が人生の変化を価値ある転機にしてくれます。
皆さんご存知の英単語のHAPPY。
その語源は
[happ「機会」-y「こと」機会に恵まれること]
機会に恵まれることがHappyなので、行動することは幸せへの大きな一歩です。
変化は後退ではなく前進です。
人生を豊かにするために、変化を楽しみながら長い旅路を歩みたいです。
ここまでが、ストーリーの概略と私が学んだ人生の教訓の紹介でした。
こうしてこのブログを書いている事も、面白いコンテンツを伝えたいというチーズを見つける事ができ、応援してくれる方々がいてくれるお陰です。
あなたにとってのチーズは何ですか?
このブログを読んで、少しでも前に進む勇気が生まれていたら嬉しいです。