marvinroのブログ

変な映画と音楽とファッションの話。

映画とファッション~メンズ編~(スケートカルチャー、アート、音楽)

 

映画を見ていて学ぶことは沢山ありますよね。

人生を前に進む勇気

疲れを忘れる笑いと安堵

大切なモノに気付かされる物語

などなど

 

映画からこれらを学んだ人も多いことでしょう。

そして、服もまた映画を語る上で必要不可欠な

要素。

カッコいいスタイルを観てマネした人もいるのではないでしょうか。

 

今回は前回同様、思わずマネしたくなる映画のファッションを紹介していきます!

 

・「KIDS」

1995年 アメリ

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90年代特有のルードでラフな

スケートボード×ヒップホップ

Kidsはnewyorkを舞台にティーンエイジャーのchillな生活をリアルに映し出した作品。

Wu-Tang Clan」のラップと共にトリックを織り成すスケートチームZOOYORKから黒人スケーターハロルドハンターなどが登場。

Supremeでも取り上げられるほどの名作映画です。

Independent のTシャツにダボダボのチノパンは今の時代には一周回って新鮮かも?

スカーターファッションだけにcheepでマネしやすいのも魅力ですよ!

 

KIDS HDリマスター [Blu-ray]

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・「Sweet Sixteen

2002年 イギリス

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アディダスのナイロンジャケットとスニーカーに6パネルキャップ

イギリスにおける若者の鬱憤や日常を切り取った作品を多く製作しているケンローチ。

Sweetsixteenで描いたのは、郊外で恵まれないながらも理想の暮らしを求め、日々奮闘する16歳の少年たち。

お金が無い分、自分たちのお決まりのスタイルが生まれるのがファッションの面白いところ。

2000年代初期のイギリスでは、偽物のスポーツブランドのジャケットや、偽物のバーバリーのキャップが大流行。

当時はヤンキーの様な扱いだったようですが、

今の私たちにはcoolな印象です。

現に世界的なブランド「ゴーシャ」もこのスタイルからインスパイアされたと語っています。

 

SWEET SIXTEEN [DVD]

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・「Tom at the farm 」

2014年 カナダ

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淡く絶妙な色使いのレイヤード、モードミステリアス

上2作品と比べ、比較的新しい作品。

モデルとしても活躍するグザヴィエ・ドラン監督によるミステリードラマ。

この監督の作品は、毎度色使いが独特。

日本人には少し抵抗があるような何色も色を組み合わせたり、

誰がどう見ても古着、を何故か品良く監督の手腕には驚かされます。

内容はミステリーですが、服好きな方には視覚的に楽しめる作品でもあります!

ですが、外国人だから似合うファッションです!!!

 

 

・「Roads of Dogtown」

2005年 アメリ

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ペンドルトンのボードシャツにバンダナ。

ディッキーズとバンズのオーセンティック。

70年代後期、スケートボードを一躍メインストリームに押し上げた伝説のチーム

「Dog Town」

そな主要メンバー、

ジェイ・アダムス、トニー・アルヴァ、

ステイシー・ペラルタの人生を追ったヒューマンドラマ。

人一倍家族思い、仲間思いなジェイは当時の西海岸を代表するようなスタイル。

パンクロックを流しながらバンダナを巻いてペンドルトンを羽織っている姿は男受けは抜群でしょう。(女子ウケは最悪)

 

 

・「BASQUIAT」

1996年 アメリ

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汚れまくったペインターパンツとヨレヨレのスウェット。何故か綺麗すぎる白シャツ。

ニューヨークを代表するグラフィティアーティストバスキア

彼の夢と現実、活躍と恋の葛藤と共に人生を描いたヒューマンドラマ。

ペイントするのに白いペインターパンツを履く無神経さが、またアートなのか?笑

緩いサイズ感のピンクのスウェットも中の何故が綺麗な色シャツと上手く合わさり独特なスタイルに。

作中に登場するバスキアのスタイルはどれも独創的で惹きつけられるものばかりなので、大注目です。

日本人が似合うかどうかは別の話です!!

 

バスキア(字幕版)

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マネしたいスタイルは見つかったでしょうか?

 

センスは吸収し続けたモノの表れ、何を見たか、何を感じたかで貴方のスタイルは確率されていきます。

 

他にもアメリカングラフィティ、さらば青春の光、ディスイズイングランドなどなど

様々なカルチャー要素の詰まった映画が沢山あるので今後また紹介出来ればと思います。

 

お気に入りの作品、影響を受けた作品等あればコメントお待ちしています!

 

映画とファッション~レディース編~

「こんな着こなしがあるんだ。」

 

映画を見ていて気付かされる事は沢山ある。

人生を前に進む勇気

疲れを忘れる笑いと安堵

大切なモノに気付かされる物語

etc. 

 

映画からこれらを学んだ人も多いことでしょう。

そして、服もまた映画を語る上で必要不可欠な

要素。

カッコいいスタイルを観てマネした人もいるのではないでしょうか。

私もその1人です。

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そこで今回は、思わずマネしたくなるような

独特のスタイルで影響を与えた映画達を紹介します。

 

・「春のソナタ

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1989年 フランス

 

カジュアルなデニムとトラッドなキャスケット

フレンチシックな雰囲気とボーイッシュなアイテムが上手く合わさっていました。

ボーイッシュだけどガーリーで

レトロだけど新しい。

この映画を期に、ツイードキャスケット

メルカリでディグりましょう。

 

・「アニーホール」

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1997年 アメリ

 

大きなネクタイとワイドなチノパンにタイトなベスト。

女性らしさやフェミニンなファッションとは対極の、囚われない自由なファッション。

このスタイルは70年代後半のファッション界に影響を及ぼし、「ELLE」や「VOGUE」で特集が組まれるほど注目を集めました。

 

・「シンプルメン

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1992年 アメリ

 

オーバーサイズのボーダーロンTと黒のスカート。

オン眉のボブヘアも可愛らしく日本人でも比較的マネしやすいスタイルかもしれません。

ソニックユースに合わせて踊るシーンが有名な作品。

音楽、映像、ファッションなどアート要素が強いのでストーリーを読み解くよりもまだ楽しむ映画です。

 

・「ディス イズ イングランド

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2006年 イギリス

 

フレッドペリーのポロシャツにデニムとマーチン。

70,80年代にかけてイギリスの労働者階級の若者達が起こしたムーブメント、スキンズ。

イギリスのカルチャーや音楽、ファッションが随所にでてくる面白い作品です。

フレッドペリー欲しくなること間違いなし。

 

・「シングルス」

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1992 アメリ

 

古着のワンピースと革ジャン。

グランジ文化の中心地だった米シアトルを舞台に2組の若者カップルの恋を描く青春映画。
ブリジッド・フォンダのガーリーなグランジルックは今すぐ真似できるスタイルです。

 

 

お気に入りのスタイルは見つかったでしょうか?

他にもアメリベティブルー、ナイトオンザプラット、ボーイミーツガール etc 

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あなたにはお気に入りのスタイルの映画はありますか?

コメントお待ちしてます。

 

次はメンズの記事を書くのでお楽しみに!

 

 

 

 

若者を熱狂させる覆面アーティスト「BANKSY」

謎の覆面アーティスト

「BANKSY」

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最近では東京で彼の絵が発見され、小池百合子都知事が写真を撮っていた事で話題になりました。

 

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このツイッターの中で小池都知事

「カバンを持った可愛いネズミの絵がありました!」

との発言をしていましたが、実はこの絵には

ダークで風刺的的な背景がありました。

バンクシーの本当の意味。

伝えたい事はなんなのでしょうか。

 

パブリックエネミーとしてのアート”

バンクシーの作品には社会批判・政治批判

メッセージが隠れています。

特に有名な彼の作品

「奴隷労働」

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彼の作品は、小さい子供ですら働かないといけない労働者階級の風刺。

多くのイギリスの若者の心を捉えました。

事実、彼の作品がアメリカのオークションに出された時、ロンドン市民は 

バンクシーは人権保護を訴える財産だ」

と主張し、110万ドルで買い戻しました。

ここで注目なのは、バンクシーには1セントも入らなかったこと。

 

また、彼は商業主義批判も訴えています。

表面だけを見て中身を感じず、

ただブランド・商材としてアートを

扱う事に対する抵抗です。

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このビジネス批判を象徴するある事件がロンドンで起きました。

 

2018年にバンクシーの作品が額縁の中に入ったままオークションに出されました。

オークション会場では絵のディーラーなどが集まり。140万ドル(1.5億円)で落札。

しかしその時、事件は起きました。

なんと額縁の中にはシュレッダーが隠されており、バンクシーの絵は切り刻まれました。

 

しかもその瞬間を撮影した様子がバンクシーのインスタグラムで配信されたのです。

つまり、バンクシーはその会場にいて落札の瞬間を待ち、それと同時にスイッチを押したようでした。

 

バンクシーはメッセージではなくビジネスに走る人を批判する目的でこの事件を起こしましたが、その切り刻まれた絵の値段は高騰

これは世界で初めて、オークション中に完成した作品とも言われています。

その様子↓

「バンクシー」の絵画 新たな映像公開(18/10/19) - YouTube

 

その他、社会風刺の強い作品↓

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有名な作品はまだまだ沢山ありますが、

特に描かれている風刺画が

「ラット」

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イギリスでラットと言えば、日本でのハツカネズミ(マウス)ではなくドブネズミを意味します。

都知事は防潮扉の絵を指して、

「かわいいネズミちゃん」とほほ笑んでいましたがバンクシーの描くラットは病原菌をまき散らしたり、家財や電線を食いちぎる害獣として忌み嫌われているもの。

イギリスの首相官邸では300年前から代々ネコが飼われており、ラットはまさに“パブリック・エネミー(社会の敵)であり、

これこそバンクシーが都庁にラットを描いた本当の理由です。

 

そして、私がバンクシーから学んだ教訓は

「大切なのは言葉そのものじゃなくて言葉が語るストーリーだ。」

誠実と真実と思いやりに対して賛成の声を、不正と欺瞞と貧欲に対して反対の声を上げることを決して恐れてはいけない。

 

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「アルケミスト」~夢を旅した少年

「世界で最も読まれた本ベスト10」の第5位にランクインする名作

アルケミスト

 

俳優ウィルスミスがこの物語に影響を受け、

「決断は救済される力を持つ。

決断をする事、まず決める。

望みは創造できる」

この事に気付いたと語っています。

 

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羊飼いの少年サンチャゴが夢を追いかけて旅に出て、さまざまな出会いの中で人生の知恵を学んでいくという物語。

アルケミスト」は小説としては短めで、きっと速い人なら3〜4時間程度で読み終わってしまうでしょう。


なぜそんは短編小説が世界中の人たちに夢を与えることが出来たのか、

それは「人生とはどういうものか?」「夢を追うとはどういうことか?」を教えてくれる小説だからです。

 

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羊飼いの少年サンチャゴは

「自分の夢や人生を探求して生きるのか、それともそれを諦めて生きるのか?」

ということについて、物語の中で何度も選択を迫られることになります。


そして彼は自分の周りにいる「自分の人生を探求すること」を諦めてしまった人たちの存在に気がつきます。


羊飼いの彼は、

すっかり飼いならされて、食べ物と水を与えてもらうことだけにしか興味を持っていない羊たち。

今もまだ捨てきれていない夢があるが、何十年もの間、生活のために一生懸命働いてきた父親。

夢を追うことをせずパン屋になった男を見て、

 

・「結局、人は自分の運命より、他人がどう思うかという方が、もっと大切になってしまうのだ」

・「不思議な力が、自分の運命を実現することは不可能だと、彼らに思い込ませるのだ」

ということを知ります。

 


そんな状況を見たサンチャゴは旅に出る決意をしました。

そこで彼は、

「今まで慣れ親しんできたものと、これからほしいと思っているものとのどちらか」

の選択を強いられます。

そして、自分を縛っているのは自分だけだと気がつき、旅立ちます。

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不安を乗り越え、旅に出たサンチャゴはまた新たな考えを見つけ出します。

・「人は、自分の一番大切な夢を追求するのが怖いのです。自分はそれに値しないと感じているか、自分はそれを達成できないと感じているからです」

旅に出てみれば、不安よりも夢へと向かってる楽しみのほうが多いこと知り、

強く願えば必ず現実化する事に気がつきます。


これは「引き寄せの法則

全世界で2500万部を突破し、世界中の人に夢の秘密を伝えたエッセイ

「The secret」でも同意の言葉が書かれています。

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・未来について抱いてる思考があなたの未来の人生を想像します。

・何事も思い続ける事によって引き寄せない限り、起こる事はありません。

 

つまり、いい事を考えればいい事が実現し、

不安ばかり考えれば、不安しかやってこない。

単純ですが、最も重要な考え方です。

 

新しい靴を買った時、街を歩いていると同じ靴を多く見るようになりませんか?

つまり、人は見る情報を自分で選択しています。

そのため本気で夢を叶えたいと願えば、あなたにとって素敵な情報が目に入る可能性が高いということ。

人に笑われても夢を持ち続けて本気で願う。

ポジティブな考え方にスイッチする事で人生も明るく動き出すかもしれません。

 

また、好きじゃない事で成功できるほど、世の中甘くないはずです。

苦手な事はAIがやってくれると願い、好きな事を追求してみましょう。笑

人生を変える3つの名言 「チーズは何処へ消えた?」

 

 

1998年に発売され、全世界で2400万部を売り上げた「チーズは何処へ消えた?」

アメリカの心理学者スペンサー・ジョンソンが手掛けた童話。

なんとこの作品。

GoogleAppleなど、名だたる企業の社員教育に採用されています。

たった90ページ弱の童話が何故ここまで世界的に影響を及ぼしたのか、

内容を踏まえた上で3つの名言と共に紹介していきます。

 

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[あらすじ]

迷路のなかに住む、2匹のネズミと2人の小人。
彼らは迷路をさまよった末、チーズを発見する。
チーズは、ただの食べ物ではなく、人生において私たちが追い求めるもののシンボルである。
ところがある日、そのチーズが消えた!
ネズミたちは、本能のままにすぐさま新しいチーズを探しに飛び出していく。
ところが小人たちは、チーズが戻って来るかも知れないと期待をかけ、現状分析にうつつを抜かすばかり。
しかし、やがて一人が新しいチーズを探しに旅立つ決心をする。
果てしない迷路に恐怖と不安を抱きながらもチーズも求め道を進む小人。
度重なる障壁を乗り越え、チーズに辿り着いた彼が気づいた事とは…。

 

ストーリーは簡単にまとめると、小人がチーズを探しに旅に出る。

単純で短い物語です。

しかしこの物語には人生感に大きく影響する名言、考え方が見え隠れしています。

その中でも特に心に残っている3つを紹介します。

 

「変化=何かを失う事ではなく、

                  何かを得る事。」

これはチーズを求め旅にでた小人が、恐怖に支配されていた時に自分を客観視して分かったこと。

「何かを失うのではないか」という不安に支配されているから。

しかし、一歩踏み出すとそんな不安は存在しない事に気がつきます。

小人のセリフ

「ねえ、ヘム、物事は変わることがあるし、決して同じことにはならない。あのころと一緒だよ、ヘム。それが人生だ!人生は進んでいく。僕らも進まなくてはならない」

後ろに歩いても時間は戻らない。

だから前に進もう。

不安を感じているという事は、正しい道を選択している証拠です。

 

「過去の失敗は現在には関係がない」

一度チーズを見つけた小人は喜びますが、残念ながらネズミに食べられた後でした。

小人は「もっと早く行動していれば」などと前の自分を悔やみ悩みますが、

それよりも今すぐにでも動くべきだと気がつきます。

ご存知の方も多いかと思います。

伝説のレゲエアーティストBob Marleyも次の様な言葉を残しています。

「後ろ向きなやり方では、とても生きては行けないよ。分かるかい。前向きに進むんだ。毎日が新しい日なんだから。」

毎日が新しい日、毎秒が新しい時間、前を向くことが人生を歩んでいくこと。

 

「新しいチーズをみつけることができ、
それを楽しむことができるとわかれば人は進路を変える」

 

新しいチーズを見つけた小人が達成感を感じていることに気がつき、考え方が変わると、行動も変わる事を理解します。

そしてその過程を楽しむ事が人生の変化を価値ある転機にしてくれます。 

皆さんご存知の英単語のHAPPY。

その語源は
[happ「機会」-y「こと」機会に恵まれること]

機会に恵まれることがHappyなので、行動することは幸せへの大きな一歩です。

変化は後退ではなく前進です。

人生を豊かにするために、変化を楽しみながら長い旅路を歩みたいです。

 

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ここまでが、ストーリーの概略と私が学んだ人生の教訓の紹介でした。

こうしてこのブログを書いている事も、面白いコンテンツを伝えたいというチーズを見つける事ができ、応援してくれる方々がいてくれるお陰です。

 

あなたにとってのチーズは何ですか?

このブログを読んで、少しでも前に進む勇気が生まれていたら嬉しいです。

 

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「アナログ派」忘れたく無いCDやレコードの良さ

「CDって何?」

テレビを観ていた私はこの一言事に耳を疑いました。

CDを知らない人が出てくる時代なんて想像していなかったからです。

これは今のニューヨークの少年少女達の音楽を聴く手段は主に

YouTube

iTunes

Spotify

etc.

ダウンロードやインターネットでの再生はいつ間にか日常の一部になり、当たり前の時代になっています。

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益々便利になっていくにつれて、どこか寂しい気持ちもありませんか?

発売日にCDショップに駆け込んだり、

スタッフのオススメコーナーを視聴してみたり、

ジャケ買い」したら「あれ?」って自分で買ったのに騙された気になったり。

CDやレコードにしか無い良さもあると思います。

そこで、需要があるのか無いのか分かりませんが、CDやレコードの魅力について、この時代に逆に紹介していきます。

 

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作品としての価値

CDやレコードの良さの1つとしてまず考えられるのは、ダウンロードと違って

「形に残る」

という点です。

もちろん曲を聴く楽しみがメインではあるものの、CDのジャケットもアーティストのセンスや趣味趣向うが現れています。

ジャケットの雰囲気と曲調、アーティストの性格がマッチしている事が魅力でもあります。

CDには曲だけではなく、

・アート

・作品としての価値

があります。

 

お気に入りのジャケ写ベスト3です↓

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[The Strokes]

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[Dinosar Jr]

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[Oasis]

ジャケのイメージから曲を予想して答え合わせするのも楽しみの1つです。

 

2つめは

面倒くさい、だから良い

これに関しては賛否両論あるかと思います。

あくまで個人の意見としてい受け止めてください。笑

CDを買い、デッキにセットして、スピーカー繋いで、

CDを聴くのはダウンロードと比べてかなりの手間と時間がかかります。

しかし、この手間・時間がより曲に対する期待と高揚感を演出してくれると私は考えています。笑

効率の面ではダウンロード派とディベートして勝てる気は全くしませんが、、、

 

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この手間、儀式が楽しみなんです。

コンバースのハイカットを履く人と思想は似ていませんか?

ローカットのスリッポンタイプの方が圧倒的に楽なのは分かっているはず。

でもやはりコンバースのハイカットを買ってしまう方。

きっと貴方はCD派なはず。笑

 

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これからの時代、益々ダウンロードは当たり前になっていくに事だと思います。

しかし、CDやレコードが無くなってしまうのはやはり心寂しい。

面倒くさい面も可愛らしいと捉えて

アートとしての価値もあるレコードやCDに

敢えてシフトチェンジしてみても良いかもしれません。

オススメのジャケット。

初めて買ったCDの思い出等教えいただけると嬉しいです。

 

「出る杭打たれる」日本のアート

「出る杭は打たれる」

 

よく耳にいするこの言葉。

辞書によると

① 頭角を現す者はとかく他の人から憎まれ邪魔をされる。
② よけいなことをする者は他から制裁を受ける。

との意味で日本では解釈されています。

 

この閉鎖的な固定概念こそが、日本のアートシーンを現場に留めてしまっているのではと感じました。

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たしかに、お淑やかということ、共同体意識と

いうものは私たちにとっては馴染みの文化です。

むしろ、東日本大震災を経験した私には、被災しても列に並んで水を汲む姿には感銘を受けました。

これは出る杭は打たれるが前向きに起こった事例だと思います。

 

しかし、全ての面において前向きな概念ではありません。

それはアートにおける成長や理解を妨げるネガティブな一面もあります。

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日本人におけるアートのイメージは

崇高な趣味

文化人の快楽

変な人

が多い。

しかしこれは海外では大きく異なります。

海外ではもっとカジュアルにアートと生活が混在しています。

それは絵や小説、本や音楽、多くの面において自分なりの理解を持っているから。

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これはロンドンの街並みです。

良い作品には良い評価を与えるのが海外の文化。

日本では才能あるもの、出る杭は自分の邪魔と考えるか排除しようとします。

しかし海外では、これに投資をします。

アーティスト、クリエーターは融資を得て成長し、投資家は利益を得ます。

その結果アートに興味を持つ人も、理解する人も多く、皆んなが楽しめているのだと思います。

 

少なからず、日本にも街を歩いていると気になるとアーティストを目にする事があります。

上の写真でも載せましたが、「壁食い」

 

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可愛いイラストと心の片隅で皆んなが感じている事を言葉にして表現している。

落ち込んだ時、イライラした時、目線を落として俯きながら歩いている時に

こんなメッセージがあれば勇気をもらえませんか?

 

直接文句や皮肉を言わない日本人にとって、アートでの表現はすごく向いていると感じます。

人の目を気にすることがない。

自分の心に素直になれる。

自分の考えは間違っていないと気づく。

音楽、小説、写真、絵、お笑い、

アートは温かな共感を持って価値ある人生を歩む力を見るものに与えてくれる。

 

ビジネス、社会、世間に固執して肩意地張らず、もっと気楽に想像の世界に耽ったり、自分の幸せを感じても良いのかもしれません。

「忍耐」よりも「変態」の方が楽しくないですか?

 

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